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夏の風物詩として、セミの鳴き声がありますね。私は青い空、白いモコモコ雲に、これ見よがしに茂る緑、そしてセミの鳴き声が聞こえると、「夏真っ盛りだな~」と感じます。
セミの鳴き声って重なることが無く、色んな声が何重奏にもなって聞こえてきませんか?
毎年、みんみんゼミだけは区別がつくのですが、他の鳴き声とセミの名前が一致しないので、集約してみました。
この記事の目次
セミの鳴き声とセミの名前の組み合わせ
セミって実は世界に約3000種もいるそうなんです。その中で日本にいるセミは、約35~37種ほどと言われています。
今回は皆さんが一回は名前を耳にしたことのあるセミ6種だけをピックアップして調べてみました。
ニイニイゼミ
気温が高い日よりも雨の日や夜の方が元気なセミです。チージーチージーを繰り返して鳴きます。小さなセミなので鳴き声がしても見つけるのはちょっと難しいですね。
鳴き声・・・チィー–ジィーーーチィーーージィーーー
大きさ・・・3~4cm
クマゼミ
日本国内の中では大きなサイズのセミです。一本の木に複数で群れることが多いそうで、捕まえたときはひときわ大きな鳴き声を出すそうです。
鳴き声・・・シャシャシャシャ・・・センセンセン・・・ワシャワシャワシャ・・・
大きさ・・・6~7cm
アブラゼミ
日本に一番多く生息していると言われているセミで、本州でも東寄りに多いセミです。
鳴き声・・・ジーーージリジリジリ・・・・ジーーージリジリジリ
大きさ・・・5~6cm
ヒグラシ
名前の由来は日が暮れ始めるころに鳴き始めることからです。万葉集などにたくさん出現するセミで、古来より鳴き声の美しさから夏の風物詩として愛されてきたセミです。
鳴き声・・・近くで聞くと「ケケケケケケ」ちょっと離れると「カナカナカナカナ」結構離れると「シャンシャンシャンシャン」と鳴き声が七変化します。
大きさ・・・4~5cm
ツクツクボウシ
鳴き声から名前が付けられただけあって、名前と鳴き声を覚えやすいセミです。セミの中では一番遅くまで鳴いており、10月ごろまで鳴き声を聞くことがあります。
鳴き声・・・ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ツクシーヨ、ツクシーヨ、ツクツクツク
大きさ・・・4~5cm
ミンミンゼミ
クマゼミに次ぐ大きなサイズのセミで、東日本では平地、西日本では山地で多く観察出来るセミです。名前と鳴き声が分かりやすい代表的なセミですね。
鳴き声・・・ミーンミンミンミンミン・・・ミーンミンミンミンミン・・・
大きさ・・・5.5~6.5cm
セミは短命のように扱われるけれど・・・?
セミは土の中から出てきてから一週間しか生きられない、だから必死に鳴くんだよ・・・なんて切ない話を小さい頃に聞いたことはありませんか?
実はあれ、嘘なんです。
セミの飼育ってとても難しいらしく、家庭で飼育すると持っても数日なんです。尚且つ自然のセミも大きな木の幹の目立つところで鳴いていることが多いために野鳥に捕食されることも多いので、短命のイメージがついて7日というジンクスが出来たのでは?と言われています。
実際には土から出てきて羽化して、鳴き声を出すのに数日かかり、鳴き始めてから約2~3週間は生きていると考えられています。
鳥にも襲われず、天候も良ければ1ヶ月ほど生きると言われています。
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