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保育園、入園が出来ず、待機児童になっている話題は度々耳にします。実は大っぴらにニュースになっていませんが、入園した家庭からは地域の保育料格差も話題になっています。
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2015年に日経DUALさんが日本経済新聞さんと共同で調査した結果、認可の保育園でも自治体によって約5倍の差があったんです・・・。保育園探しをするとき、ご自身の家庭の保育料が認可でいくらになり、認可外だといくらになるのか比較することも保育園選びの材料になると思いますよ。
保育園って認可と認可外でどのくらい違うの?
認可保育園の保育料は市町村が所得額で決めています。そのため、自由設定では無く、同じ園に通う子でも親の収入によって支払い額が異なります。
隣の町と保育料が1万円差がある!という場合もあるので、子供が生まれる前にお家を立ててお引越しする場合や、子育てするための環境を探している場合はその地域の保育料も一緒に調べておくと良いですよ。
認可外保育園の場合は、保育料を自由に決めることが出来るようになっているため、園の規模や保育内容などによってかなりばらつきがあります。立地についても、認可外保育園は大型ショッピングモールの中や、駅中に作ることも可能なため、好立地のところはその分保育料が高くなる傾向がありますね。
保育料が一番高くなるのは何歳?
保育料が高くなるのは、やっぱり保育士の手が一番かかる0歳児保育です。0歳児の保育は、配置基準によって、概ね3人に保育士1人~と決まっています。この人数は、4~5歳児になると、概ね30人に保育士1人~になるんです。保育士の必要人数に10倍の差があるため、どうしても0歳の保育料は高くなりますね。
逆に一番安くなるのは4歳~5歳の卒園前になります。でも育児休暇を伸ばすことが出来なかったり、会社での立場を維持しなければ仕事が続けられない等の理由から0歳児保育の枠は希少価値の高いものとなっています。
4~5歳の、保育料が安くなってから入れたいと思っても、皆0歳や1歳からの持ち上がりで入所可能枠が全くない!ということが多く、まだまだ働くママにとって、保育園の入所も、保育料も、厳しいのが現状です。
認可保育園の保育料が一番高いところはどこ・・・?
日経DUALさんが日本経済新聞さんの共同調査によると、認可保育園で、一番保育料が低くなる年齢である4歳~5歳の保育料上限をランク付けするとこのようになるそうです。
意外や意外、神奈川と同じ関東圏、しかも国の中心部である東京都の保育料が全国平均で一番安いんです。保育料が高い高所得者にとっては、神奈川県横浜市に住むより、東京都23区に住んだ方が保育料は年間で約24万円安くなることになります。
- 神奈川県横浜市 43,500円
- 島根県松江市 42,000円
- 北海道札幌市 36,300円
- 千葉県千葉市 35,770円
- 宮崎県宮崎市 35,100円
- 和歌山県和歌山市 35,100円
- 鳥取県鳥取市 34,500円
- 広島県広島市 34,050円
- 熊本県熊本市 33,000円
- 長崎県長崎市 33,000円
47位 東京都23区 23,435円
場合によっては幼稚園と大差ないかも・・・
ママ友のご主人は転勤族で、ママ友が正社員になるのが難しいため、幼稚園の預かり保育を利用してパートで働いているんです。
で、ママ友のお子さんが通っている幼稚園の場合だと、入園費や制服などの費用は確かに保育園よりもかかりますが、月々の料金は保育園に通うのと大差がないので助かっている、といってました。
- 毎月の授業料・・・月22,000円(バス代無しのため若干安い)
- 18時までの預かり保育代・・・月10,000円
他に雑費でたまに写真代などを集金されますが、基本はこの32,000円で朝8時~夕方18時まで預かってもらうことが出来ているようです。
保育園のように、働く親のスケジュールに合わせているわけでは無いので、月1日ぐらいは平日にイベントや集まりがあり、お休みを頂くこともあるようですが、パートだと事前にお休みの希望を伝えると休めることが多いので、なんとかなっているみたいですね。
お住まいの地域の保育料が高い・・・と感じている方は、一度地域の幼稚園の授業料も計算してみてください。もしかすると、働き方によっては幼稚園の方が安いかもしれません。
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