子供の貧困?一体何?

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最近よくニュースなどで見聞きする「子どもの貧困」、具体的に何が貧困なのかわかりますか?

 


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今、日本の子どもの6人に1人が貧困だと言われています。でも、今の日本には見るからに貧困だとわかる様な子を頻繁には見かけませんよね。6人に1人なら街中にもぞろぞろ居てもおかしくは無い割合です。

では、何をもって「子どもの貧困」と言うのか?分かりやすく説明します。

 

子どもの相対的貧困率とは?

子どもの貧困は、相対的貧困率から出されています。

相対的貧困率は、「世帯」の「可処分所得」を「世帯人数」の「平方根」で割って計算します。その結果、出た数値の真ん中を基準とし、真ん中の人の半分に満たない18歳未満が今や日本には6人に1人の割合になっていると言うことです。

どうして平方根で割るの?ただの割り算じゃだめなの?と思いませんか?ただの割り算になるとちょっと現実味が無くなるんです。

◆割り算の場合・・・

  1. 可処分所得 600万円の2人世帯⇒1人当たり300万円
  2. 可処分所得 300万円の1人世帯⇒1人当たり300万円

想像してみてください、同じ300万円の結果が出ても、1)の方が裕福な気がしませんか?

家賃や光熱費の基本料金などを1人の300万円の収入から出して暮らしていると考えると、2)の方が生活がきついですよね。同じ暮らしをしている、とは考えづらいです。

こういったものをならし、現実的に生活に根付いた数値を出すために平方根で計算されるんです。

 

◆平方根で計算した場合・・・

  1. 可処分所得 600万円の2人世帯⇒600 / √2 = 424
  2. 可処分所得 300万円の1人世帯⇒300 / √1 = 300

この数値だと、二人で600万円の方が一人で300万円よりちょっと良い暮らしをしている、と現実の生活ぶりに見合う数値になりますよね。

1985年には10.9%だった相対的貧困率は、2000年に14.5%になり、2012年には16.3%になりました。

 

子どもの貧困=家庭の貧困では無いの?

つきつめていけば、「世帯の手取りが増える=相対的な数値が上がる」ので、子どもの貧困=家庭の貧困になります。

しかし、どうして子どもの部分だけ注目されるのかと言うと、子どもの教育や生活にダイレクトに影響してくるからです。

住む家もある、幼稚園や保育園にも通っている、服も買っている、スマホも持っている、車もある・・・でも子どもを塾に通わせるお金はないし、進学させるお金もない、目に見える部分だけはお金持ちに見えても実際にはそうじゃない家庭が増えているそうです。

今は小物は100円ショップがあり、服もファストファッションが増えました。だから見るからに貧困という子はほぼいません。そのため、年収600万円の家の子も、年収200万円の家の子も一見同じに見えるようになりました。

しかし、蓋を開けてみれば、貧困家庭に育つ子は一般よりも栄養が偏り、虫歯が多く、毎月読む読書量も少ないなど生活に差が出ています。ゆくゆくは、学力格差、学歴格差、年収格差になっていきます。子どもの貧困率が高いまま世代が変わっていくと、結果、日本の貧困になるんです。

これから日本を担っていく子ども達が十分に育てる環境にないため、いま問題視されているんです。

 

具体的に金額で言うと何万円以下が貧困世帯にあたる?

相対性貧困率で説明すると、世帯の手取り年収と世帯人数が以下の数字を下回ると貧困家庭に当たります。

下記の年収とは、所得から税金や保険料を除いた手取り額に近いものになります。親一人子一人だとこの数値以下になることが多いです。子どもの貧困率の裏には、不景気なこと以外にも一人親家庭の増加も背景にあると言われています。

  • 1人世帯年収:122万円
  • 2人世帯年収:173万円
  • 3人世帯年収:211万円
  • 4人世帯年収:244万円

 

地方によっては世帯の平均年収がこの数値ギリギリのところもあるかもしれません。

子どもがお友達と一緒にいるときに引け目を感じないように、衣服やスマホ、ゲームを与えるもの大事なことですが、文化的教育の部分にも目を向けて、就学支援などを利用し、格差を縮めていく努力が親に求められていると感じますね。

 

あなたはこの問題をどのように考えますか?

 


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