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今年、咳が続くなぁ~と思っていたら、実はマイコプラズマ肺炎を患っていました。
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自分が罹ってみて調べたら、咳の辛さや処方される薬について不安や困りごとが多いことが分かったので、自分の副作用の経験を踏まえ詳しくご紹介します!
この記事の目次
マイコプラズマ肺炎ってどんな肺炎?
肺炎の約10~20%がマイコプラズマ感染症原因だと言われています。
特に小学生から中学生を中心に感染が流行しますが、大人でもかかる肺炎なんです。
マイコプラズマの怖いところは、潜伏期間が2~3週間と長いこと、気管支以外にも症状が現れ、複合的な症状が多いので厄介なんです。
ウイルス性でマクロライド系やテトラサイクリン系の抗生剤が有効なんですが、普通の風邪薬では症状が軽くならないので、合わない薬を飲んでいると症状がなかなか改善されないんです。
マイコプラズマかも?と疑うべき5つの条件
マイコプラズマ肺炎を診察の次点で疑われた時は、以下のような質問をされます。
私は夫の職場にちょうどマイコプラズマ肺炎の感染者が出た後から、10日以上の咳が止まらず受診しました。
夫持ち込んだウイルスで、もともと気管支が弱い私だけかかってしまったんでしょうね。
- 家庭内にすでに感染者がいる
- 保育園や幼稚園、学校、職場で流行し注意喚起が起きている場合
- 長期間の咳が続く
- ぜんそくの治療中であるにも関わらず喘鳴や発作が良くならず多発する場合
- すでに病院で受診して薬も服用しているが、ペニシリン系とセフェム系の抗生物質が効かなかった時
マイコプラズマ肺炎の具体的な症状 こども
症状の出方は個人差があり、最初に頭痛、体のだるさから始まり、軽度の熱が2日位出る子が殆どです。
そして、頭痛やだるさの翌日位から咳が始まり、止まらなくなります。
中には熱以外にも、嘔吐、下痢、腹痛の症状を併発する子もいます。
しかし、軽度だからと放っておくと、その咳が止まらず、最終的にぜんそくになる子が増えています。
他の症状が無くても1週間位咳が続いたら、耳鼻咽喉科などを受診した方が今後のためになります。
子供がマイコプラズマにかかった時、もともとぜんそくを持っている子は注意が必要なので、普段以上に喘鳴や発作が酷くなると思われるので、出来るだけ子供のそばにいる様にしましょうね。
それから高熱が出ることが多いので「熱性けいれん」を引き起こすことがあるため、熱が上がってきたら熱性けいれんに対する準備を行っておいた方が良いです。
マイコプラズマ肺炎の具体的な症状 大人
大人は子供ほど重症化せず、風邪とあまり症状が変わりません。
私も熱でそれほど具合は悪くならず、最初に自覚のあった症状は咳だけでした。
市販の咳止めを服用したものの、咳が出始めて10日以上、服用して3日経過しても良くならなかったので病院に行きました。
この時の咳は、痰が絡んだものでした。
他に大人に出る症状としては、38度前後の発熱、喉のはれ、喉の痛み、鼻水、体のだるさ等があります。
熱が出ているのは1~2日で、その間はちょっと関節痛もありました。
色々と症状はありますが、長期間の咳が一番の特徴で、薬を服用しても1か月程咳が治まらない場合もあり、完治までは個人差があるそうです。
ただ、出勤禁止になるような病気ではないので、主症状が治まったら仕事にも行けますが、絶対にマスクを着用しましょう。
マスクでチョット注意が必要な事としては、
マスクは一度外したら、手にウイルスが付いており、その手でコップや書類を触ることで感染が広まっていく、
とお医者さんが言っていました。
なので、マスクは一度外したら捨てて下さい。
マスクを触ったらアルコールのウェットティッシュで手を拭くようにすると、大人の間での感染は最小限に済ませられるそうです。
マイコプラズマ肺炎で処方される抗生物質
私が処方されたのは、ジスロマックです。
処方されたときは、錠剤にしては大き目で、ちょっと飲みにくそうだな~と感じた程度だったんですが、この薬で副作用を起こしたことで辛い目にあったので、ご紹介します。
ジスロマックはマクロライド系抗生物質で、大人は1日2錠、3日間連続で服用することで薬の効果が1週間得られるものなんです。
喉や鼻、歯周炎でよく処方される薬なので、歯医者さんで貰ったことがある方も多いと思います。
この薬の主な副作用には、
発疹、じんま疹、かゆみ、アトピー性皮膚炎悪化、光線過敏性反応(光にあたった部分が赤くなる)、紅斑、水疱、皮膚剥離、多形紅斑、寝汗、多汗症、皮膚乾燥、皮膚変色、脱毛、発熱、頭痛、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛、激越(感情や声が激しく高ぶった状態)
があるそうです。
この中で、私に現れたのは、腹痛、下痢、嘔吐でした。
1日目は気絶しそうになったら助けを呼ぼう!と、携帯を握りしめてトイレにこもるほど辛かったんです。
翌日が土曜日で病院も休みだったのですが、危機感のない私は翌日も取りあえず服用しました。
1日目程ではありませんが、やっぱりお腹に影響が出たました。
3日目は若干腹痛を起こす程度で済みました。
この症状は「偽膜性大腸炎(ぎまくせいだいちょうえん)」と言って、抗生物質などの使用によって大腸の細菌群が変化を起こすことで起こす大腸炎だそうです。
本来、私のようにトイレから出られないほど症状が続く場合や、下記のような症状が出た時は服用を一旦中止するべきだそうです。
同じ状態にならないように、1日目に症状が出た方は必ず2回目を飲む前に先生に相談するようにしましょう!
服用を即中断すべき副作用は以下の内容になります。
- 呼吸困難、喘鳴(ヒューヒュー音)、顔や唇のむくみ・のどの腫れ
- 発疹、粘膜のびらん・水ぶくれ、高熱
- 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
- 尿量減少、手足や顔のむくみ、全身けん怠感
- 腹痛、頻回の下痢、血便
本当に気を付けてくださいね。
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