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突然ですが、昔話っていくつ覚えていますか?
私はテレビで放送されていた、「まんが日本昔ばなし」を良く見ていたのであらすじだけなら結構知っている方だと思っていたんですが、子供に絵本の読み聞かせをすると結構忘れていることが多いものです。
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子供に絵本を与える上で、「昔話」が大事にされる理由の一つに、話の中に「教訓が含まれている」と言う点があります。
そして子供が想像して理解するのにちょうど良い長さになっているものが多いんですよね。
改めて、昔自分が聞いていた昔話を子供にしてあげませんか?
昔話が魅力的な理由
先程、教訓があり、話の長さもちょうど良いと書きましたが、うちでは躾にも取り入れています。
子供って、お母さんに叱られても根本で「許される」と知っているので、いくら叱り方を工夫しても「わたしは間違ってないもんね~!」と、中々ちゃんと話を聞いてくれないんですよね。
でも、これが絵本のことなら、きちんと善悪付けて話を聞くと言うことに気づいたんです。
例えば、「貸さない」「あげない」と独占欲から意地悪をした場合、その場でも叱りますが、その夜に「さるかに合戦」の話を読んであげたときに凄くバツの悪そうな顔をしたんです。
意地悪した猿が自分と被っているような気になって、自分もカニ、うすや蜂に責められている気持ちになったようです。
ただ叱るだけではなく、客観的に自分のしていることを知ることで良し悪しが自分の中で明確になり、素直に悪いことをしたと思えるようです。
子供は悪いことをして叱られて、全然反省していないように見えても心の奥で気にしていることが多いです。(その反省が表に出てこないから、ママは腹が立つこともあるんですけどね☆)
他にも、約束を守らない時は浦島太郎、優しいことをした時は恩返しされる笠地蔵等、その日の子供の行いに合わせて教訓として教えたり、今日の○○ちゃんはこのお話と一緒で優しいことが出来たね~、と褒める材料にもなります。
そして、日本の昔話は日本の風習や昔使われていたものを教えるきっかけにもなりますよ。
さるかに合戦では「いろり」「うす」、つるの恩返しでは「機織り」「反物」、桃太郎では昔は川で洗濯していたことが学習できます。
うちでは、買うよりも図書館で借りる事が多いのですが、子供が選んだ絵本に出てくるものを調べられるように、図鑑もセットで借りるようにしています。
特に日本昔話では小学館の「にっぽんの図鑑」というのが役立っています!
図書カードが残っているので本屋で見かけたら買おうと思っているんですが、中々出会わないんですよね~。
楽しく遊ぶ学ぶ にっぽんの図鑑 [ 藤森裕治 ] | ||||
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子供に読み聞かせたい有名な昔話
誰もが知っている昔話、自分の子供にも知っていて欲しいですよね。
どんな話が定番なのか集めてみました!
勿論、有名だから良いというわけではありません。
メジャーじゃなくても子供が気にいった話を繰り返し読んであげることが大事なんですよ。
オススメなのが、昨晩読んだ絵本を思い出しながら一緒に絵を描くことです。
「昨日読んだももたろうの話、覚えている?出てきた動物を一緒に描いてみない?」と誘って、ただの真っ白なコピー用紙や画用紙にママも子供も話を思い出しながら絵を描くと、想像力が鍛えられるし、たまに子供が新しいエピソードを作ったりしてとっても面白いですよ!
- ももたろう
- うさぎとカメ
- さるかに合戦
- つるの恩返し
- 傘地蔵
- かぐや姫
- 浦島太郎
- おむすびころりん
- 花さかじいさん
- 舌切すずめ
- 一寸法師
- かちかち山
- わらしべ長者
- こぶとりじいさん
- ぶんぶく茶釜
- 三年寝太郎
- ネズミのもちつき
- 三枚のお札(別タイトル 鬼婆と小僧)
昔話が面白いのは子供だけじゃない
一昔前に、「本当は怖いグリム童話」という小説が流行ったのをご存じですか?
昔話と言うのは原作とかなり違うことが殆どです。
原作を子ども達に読み聞かせられるように、時代を経てどんどん優しい雰囲気にまとめられているものが多いんですよ。
原作は大人になってから読むと、絵本以上にファンタジーなんじゃないか?と思うほどおどろおどろしい話が多いんです。
結構面白いので時間があったら、絶対に子どもに見つからないところで、読んでみて下さい。
大人もぞっとする原典『日本昔ばなし』 | ||||
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グリム童話より怖い日本おとぎ話 | ||||
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