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出産するにあたって、「分娩費用」が分からず、清算するときにしか実際の価格が分からないから怖い、と言う話をよく聞きます。
飲食店と違って、〇〇は○○円、○○は追加料金必要、なんて書かれていませんからね・・・。
医療機関のお金のかかり方は素人には全く想像がつかず、これに○万円もかかるの!?とか、○○は無料なんだ~、と支払った金額に不思議を感じるばかりです。
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子供が欲しいけど、仕事が出来ない期間にまとまったお金がかかり過ぎて嫌厭(けんえん)しちゃうと言う方もいらっしゃるほど、出産には結構なお金がかかります。
今回は、全国の出産費用の平均がどのくらいなのか見ていきましょう。
出産費用の全国平均!安い地域、高い地域の違いは?
ママ友が地元で平成25年に出産した時は、
「日曜出産」
「初産」
「自然分娩」
で、出産した時は一週間の入院でお祝い膳もついて約40万円・・・。
もう一人のママ友は、
「平日出産」
「初産」
「自然分娩」
一週間の入院でお祝い膳無しで60万円超えたと言っていました。
ちなみに、宮城県は周辺の都道府県に比べて何故か各段に高い傾向にあります。
全国で見ると、分娩にかかる費用は、
40万円前後が約50%
40万~60万が約50%
となっています。
特に都市部は高く、話を聞いていると「サービスが良い=高い」、と言うわけでもなく、単に病院側の自由診療の設定が高いようです。
一番高い都道府県は、
東京都の平均56万円
一番安い都道府県だと、
鳥取県の約39万円
とかなり差があります。
全国平均にすると、約47万円です。
宮城県と東京以外で高いのは神奈川、栃木のようですね。
関東周辺は全国平均より高い傾向があり、日本の北と南に行けば行くほど安価になります。
私のリアル出産費用はこのくらいでした
私の場合は、破水からスタートして、細菌が入り熱を出してしまったので余分な検査等があり、ちょっと高くなりました。
土曜日破水、促進剤を打って月曜の午前中に自然分娩で出産、母体が発熱したため赤ちゃんが細菌に感染していないか検査、お祝い膳等無し、大部屋宿泊7日間で、リアル価格が52万円です。
先に破水しちゃったので入院の日数が長くなったのも理由のひとつです。
42万円は社会保険の出産育児一時金の直接支払制度を使って、残り10万円は窓口で現金払いでした。
事前に、ネットで調べた時は「一時金で殆ど相殺できた」と言う声が多かったので、想像よりかなり高くてびっくりしました。
トラブルが起きると分娩は一気に高くなります。
直接支払制度が無いと、窓口で何十万と言う金額を自腹で建て替えて支払う必要があるので、支払制度が使えるのかどうかは事前確認が必要です。
病院によっては支払い相談が出来るところがあるので、入金になるまで待ってもらう、分割支払いにしてもらう等の相談が出来ます。
出産方法や初産などで出産費用は変わってくるの?
自然分娩と帝王切開だと、帝王切開の方が高くなるイメージありませんか?
でも帝王切開は保険が適用になるので最終的に安くなる場合もあり、さほど変わりはありません。
任意加入の医療保険などでも帝王切開が対応しているものもあり、一時金や保険適用などされるものがあるので、出産前は十分確認が必要です。
切迫早産の場合は平均プラス20万円~30万円が目安です。
入院が長引くのでその分高くなります。
帝王切開と同じ様に民間の医療保険が適用になることが多いので妊娠中に確認しておくと安心です。
ちなみに、子宮切開によって胎児を取り出す手術方法を、なんで帝王切開というかご存知ですか?
なんと誤って訳した結果だそうです!
ドイツ語で子宮切開によって胎児を取り出す手術を「kaiserschnitt」と言いますが、日本人が訳したときに、「kaiser」を「帝王」と、「schnitt」「手術」を切り離して訳してしまったのが、今もそのまま使われているんだそうです。
なんともお粗末な感じですね・・・。
また、入院日数についてですが、
初産が7日間
経産婦が4日間
と言うのが基本です。
で、気になる入院費用ですが、入院1日1万円、赤ちゃんが産まれてからは赤ちゃんも1日1万円取られるところもあるので、それだけで初産14万円、経産婦8万円になります(医療機関によっては赤ちゃん分がかからないところもあります)。
近年利用者が増えてきた無痛分娩は、行っている産院も少ないためか、かなり金額に開きがあり、数万円~のところもあれば無痛にするためだけに20万円以上の費用がかかるところもあります。
条件が多いところもあるので、無痛分娩にするときは担当医師と事前にしっかりとした打ち合わせが必要ですね。
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