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お中元で頂いたもの、お仏壇のある家は最初にお仏壇に供える風習がありますよね。
私も仏壇のある祖父母の家に行ったときは祖父母の希望で先に仏壇前に置くようにしています。
この「お供え」、置いてはいけないものや、正しい置き方ってあるんでしょうか?自分の作法を見直すためにも調べてみました。
この夏、お供えする機会があれば今回の知識をもとに振舞ってみて下さいね!
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仏壇に供えるもの、供えないもの
基本的にお仏壇に供える必要があるものは、
香り(線香)
花(仏花:ぶっか)
明灯(ろうそく)
ご飯(出来れば朝の炊き立て)
水
の5種類です。
果物や食べ物はなくても良いのですが、ご先祖様を敬う気持ちから供えています。
それと一緒に食べ物や花で控えた方が良いものも覚えておきましょう。
薔薇などのトゲがあるものは避けます。故人が薔薇好きで、家族が飾る分には問題ありませんが、多くの人は好ましく思いません。
それと、生もの(お肉類やお寿司)や、御線香以外で臭いのきついものは花も食べ物も供えられません。
色の派手なものがNGだと言われていますが菊の花の色や果物の色は例外で、リンゴの赤やかんきつ類のオレンジはOKなんですよ。
仏壇に供える時の置き方
菓子折りを頂いたら、包装をといて、個装のものやプリンなどはそのまま備えて、個装されていないものは適度な大きさに切る等してお皿にうつし、出来ればフォークやスプーンもつけて備えてあげましょう。
仏壇に供えられる、おすすめの手土産
一番のポイントは個装されているか否かです!
後から食べる時のことを考えると、食べやすい個装が喜ばれます。
他には、日持ちすること、あまり派手ではないことを注意すると良いでしょう。
例えば、クッキーや日持ちするタイプのゼリー等が良いですね。
後から食べられる家族の好みを念頭に置いて、和菓子・洋菓子を選ぶといいですね。
お供えにする菓子折りの熨斗(のし)は?
「御供(ごくう)」か、「粗供養(そくよう)」と書いて、四十九日までは黒白の結びきり、四十九日以降は黒白または双銀の結びきりがプリントされている熨斗をつかいましょう。
関西では白黄色の水引きの時があるので注意してくださいね。
「忌」を現す一番強い色がお葬式で使われる黒ですが次点が黄色なんです。
お葬式より忌が弱いと言うことで関西では黒の次の黄色が広く使われているようです。
仏壇に供えた後はどうしたらいいの?
基本的には備えた後、比較的早めに家族で食べます。
お盆の期間等、食べきれない程飾っている時は、客人が訪ねてきたときに果物やお菓子はお茶請けとして出していますね。
「お供え」と言うのは、ご先祖様と一緒に頂く、と言うことでそれが供養になるそうです。
痛んでしまったものは、昔なら庭に埋めたり、川に流していましたが、今は野良猫に掘り返されたり、川も衛生的に良くないのでしない方が良いでしょう。
自宅でお供えの廃棄が出てしまったときは、白い紙に丁寧に包んで家庭ごみと一緒にしましょう。
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