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この記事の目次
熱中症のメカニズムを知っていますか?
普段、人の体は皮膚の表面から外へ熱を出したり、汗をかいて体温調整しています。
でも、夏になって気温が体温より上がると、体の熱を皮膚を使って外に放出することが出来なくなります。
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代わりに体は汗を多量にかいて、汗を出すことで体温調整を活発にするんです。
そうすることで体の水分がなくなり、水分不足になった心臓や血管が危機を感じて収縮してしまい、ますます体温が上昇していってしまうんです。
こうして、体温調整のコントロールを失って体温が上がると熱中症になるんです。
熱中症にならないようにするには?
気温の調整、冷感グッズ、ドリンクなどで対策しますが、普段の食事でも熱中症になりにくい体にして予防することが大事です。
そもそも熱中症って、どんな症状?については、グッズの記事に記載しているので参考にしてみてください。
熱中症になり易い人は?
熱中症になりやすいのは、赤ちゃん、幼児、70歳以上の老人です。
体のコントロール機能が未発達か、加齢とともに衰えてきている人がかかりやすいです。
言い換えれば、普段から体調を崩しやすい人、免疫力が十分ではない人がかかり易いということですね。
ただし、それ以外の人が罹らない、という事では当然ありません!
条件がそろった状況下ではどんな人でも罹る可能性はあります。
熱中症予防する食事は?
熱中症にかからないようにするには、夏バテにもならない、強い体つくりをすることが大事です。
後は、ミネラル(特にカリウム)と塩分(ナトリウム)をドリンクだけではなく食事からも摂取することが必要です。
加えて、夏野菜の多くは食べることで、体の熱を下げる効果があります。
カリウムを多く含む食品
プルーン
柿
スイカ
アボカド
バナナ
体の熱を下げる食品
トマト
ナス
キュウリ
トウガン
ナトリウムを含む食品は、塩分を含むしょっぱいものが基本です。
塩辛、梅干し、粒うに、味噌等です。
後は海水で育っているわかめ等の海藻類が良いですよ。
摂りすぎると体に悪いので、スポーツドリンクや塩飴を食べるときは
控える等調整しましょう。
また、季節の野菜は収穫する季節を乗り切る特攻薬にもなるんですね!
そんな中で特に注目したいのがスイカです!
夏の暑い日は水分が91.45%、
カリウム以外にもカロチン、ビタミンB1、B2、ビタミンCが含まれているスイカは熱中症対策の王様と言えるかもしれません。
ただし、
食べ過ぎると体を冷やし過ぎて体調を崩す恐れもあるので、日中の熱い時間に食べ、食べ過ぎには注意しましょうね。
同じくキュウリも、水分が豊富(95.23%)で、カリウムが含まれる食べ物です。
しかし、ビタミンCを破壊する成分が含まれているのでその働きを抑制するために塩揉みしたり、酢で和え物にするのが効果的ですよ。
熱中症対策で注意したいことは?
予防するための対策として、水分補給がいいんですけど、水分を補給し過ぎると、「水中毒」を引き起す可能性があります。
とにかく水分を摂らなければ!と急激に飲みすぎると、行き過ぎて過剰になってしまいます。
夏場、激しいスポーツをしたり、ずっと暑い外にいる以外で、社内で仕事をしたり自宅で普段通りに家事をするくらいなら飲み物として飲む水分量は1リットル~1.5リットルが目安です。
意外と少なく感じますが、食事からも水分を摂ることが出来るのでこれで足りるようです。
食事でも体が冷えるものばかり食べると、今度は血のめぐりが悪くなって体調を崩しやすくなり、熱中症予防が意味をなさないのでバランスには注意してくださいね。
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