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この記事の目次
今年の七夕にはどんな願い事を・・・?
織姫、彦星と言えば・・・、言わずと知れた七夕です!
そんな七夕の時期ですが、6月下旬にもなると色々な場所で、「短冊に願いごとを書きませんか?」と、短冊がつるされた笹竹をよく見かけます。
短冊に書かれた子供たちの願い事を見ると、現実的なもの、夢があるもの、これは!・・・と思うような、深刻そうなものまで色々あって面白いですよね。
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私が見た中で、子供なりに深刻なんだな~!とほのぼのしたのは、「ママがにんじんをたべなさいっていいませんように」です。
今年もどんな願い事が飾ってあるのか、楽しみです。
さて、短冊に願いを書くのが定番の七夕ですが、いつからある行事?何が元なの?
地域によって内容が違うの?
海外にも似たようなイベントがあるの?
考えてみるとハテナ?がいっぱいですね。
子供に説明するためにも調べてみました。
七夕はいつ始まった行事?
七夕の始まりを決めるのはとっても難しいようです。
何故なら、中国の昔の習わしと、日本の神事と、織姫と彦星の伝説と、奈良時代に中国から日本に伝わった乞巧奠(きこうでん)という行事が混ざったものなんです。
今のような話になったのは、奈良時代以降、と言うことのようです。
正しい七夕は7月なの?8月なの?
旧暦の7月7日は、七日盆、盆はじめと言って、旧暦ではお盆の始まりを意味していました。
お盆の時に、仏壇の前に御供え物をする棚から、「棚ばた」がと言うことばに繋がった、という説もあります。
新暦に変わって、お盆は一か月ずれて8月15日になりましたが、七夕は新暦になっても「7月7日」のままにしたので、現在ではお盆と七夕は一か月ずれて関係のないものになっています。
地域によって、7月7日に七夕行事をするところもあれば、七夕も新暦に合わせて一か月ずらし8月に行うところもあります。
両方とも、正解なんですね!
七夕の元になったお話達
- ◆五節句(年の折りめの、神事を行う日)が中国から伝わって、7月7日が節句として定められた。
- 旧盆の初日に7月7日が当たり、仏壇前に作る「棚」から七夕と言う名称が来たという説がある。
- 中国の、織女の話と牽牛の話、日本の棚織女の行事が混ざって、織姫と彦星が出来上がった。
- 短冊は、節句の日に「穢れ」を落とすために歌などを書いて川に流す行事があったことから派生した。
- 乞巧奠(きこうでん)はちゅごくの織女の話から、機織りが上手くなるようにとお祈りする風習から生まれた行事で奈良時代に日本に入ってきた。
色々と調べてみましたが、現代に伝わる七夕の話になったのがいつごろなのか、詳細はまったくわかりませんでした(泣)
それくらい、色んな時代の7月前後の色んな行事や、話が混ざって、オリジナルストーリーが出来上がったようですね。
日本以外の七夕ってどんな感じなの?
世界にも同じ様や天の川に関する話がいくつかありました!
◆フィンランド
仲良しの夫婦が、死んだあと、別々の星になって、遠く離れてしまいました。夫婦は星になっても一緒に居たいと思って、星屑を毎日毎日拾い、千年もの時をかけて星の光の橋を作り上げました。これがフィンランドの天の川なんです。
◆ギリシャ
夫ゼウスが、浮気相手の子のヘラクレスに不死の力を授けようとして、妻ヘラの母乳を吸わせたところ、ヘラが胸に痛みを感じ目覚めたときにヘラクレスを突き放してしまいました。そして母乳が飛んで天に広がり、天の川(ミルキーウェイ)になったと言われています。自由奔放なギリシャ神話らしい感じですね。
◆中国
ほとんど日本の七夕と同じ内容なのですが、日本が七夕に色んな願いごとをするのに対し、中国では昔話になぞられて機織りの上達を願うことが多いです。それと、七夕の夜にカササギが二人の為に羽を連ねて橋(天の川)を作るという話の部分が日本と違うところですね。
保育所や幼稚園などで、子ども達に教えるときに、紙芝居や絵本を使うとイメージが湧きやすいと思います。どうでしょうか?
七夕関連の紙芝居
七夕関連の絵本
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