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この記事の目次
奨学金制度ってどんなもの?
進学先も決まって、準備をしているこの時期、その準備の一つに入るだろう奨学金について調べました。
奨学金と言うのは、色々種類がありますが、学校に通う資金を学生本人が団体や機構、進学先の学校などから借り、学生が卒業したら一定額ずつ返済していくものです。
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みんなは何処から借りているの?
一番借りる人が多いのは、独立行政法人 日本学生支援機構からだと思います。
最近は、新卒で就職しても給与が十分ではなく、返済が困難なことからニュースにもなっていますよね~。
私も気になって奨学金の返済シミュレーションをやってみました。
結構ぞっとする金額が出てきます。
返済シミュレーションの条件は以下の通りです。
◆ 第一種奨学金(無利息)
◆ 4年制大学
◆ 私立(通学は自宅外)貸与月額64,000円
あくまでもシミュレーションなので、実際とは異なる場合がある、
とは言うものの、
貸与総額:3,072,000円
月賦返還額:14,222円
返還回数(年):216回(18年)
なんともゾッとする結果です・・・(汗)
とは言うものの、金銭的な理由から子供に進学を諦めさせる、というのは可哀想ですよね。
そうなると、やっぱり奨学金に頼るしかないかなぁ、という感じはあります。
が、しかし・・・、奨学金を借りるにも、当然無条件で貸してくれるわけではありません。
親の収入や世帯人数等が条件として出てきます。
ここで奨学金の内容についてちょっと見ていきましょう。
奨学金の申し込み時期は?
① 大学に入学する前の申し込み!
② 大学に在学中の申し込み!
③ 緊急採用・応急採用!
の申し込みの時期があります。
一つずつみていきましょう。
① 大学に入学する前の申し込み!
これは高等学校または、専修学校在学中に行うものです。
申し込みは学校を通じて行います。
② 大学に在学中の申し込み!
申し込みは大学を通じて行います。
募集については原則毎年春に行っているようです。
③ 緊急採用・応急採用!
様々な事情により、緊急に奨学金の必要が生じた場合に申し込みができるようです。
申込先は在学している学校になります。
奨学金には第一種と第二種があります!
奨学金には第一種という無利息のものと、第二種という利息付のものが存在します。
利息は年利3%を上限としているようです。
ただし、在学中は無利息となっています。
卒業後から年利3%を上限とした利息も合わせて返済していくことになります(汗)
ただ、第二種は利息はついてしまいますが、第一種よりゆるやかな基準になっているようですね!
ちっとここでは、大学に入学する前の第一種奨学金(無利息)の申し込みについて、見ていきたいと思います。
まずは、申込資格ですが、当然上級学校に進学を希望する人、さらに、下記の「 いずれか 」に該当する必要があります。
1)大学に入学する年の3月末に高校を卒業する人
2)高校卒業後2年以内で、大学、短大、専修学校に入学したことがない人
3)高等学校背卒業程度認定試験、もしくは大学入学資格検定に合格した人、科目合格者で機構の定める基準に該当する人
となります。
さらに、1)~3)のどこに該当するかで申込先が異なってきます。
1)は、在学している学校
2)は、出身校
3)は、日本学生支援機構に直接
もちろん、申込にあたり、学力の基準も設けられており、
1)高等学校、専修学校高等課程の
1年前から申し込みまでの成績の平均値が3.5以上!
2)高等学校卒業程度認定試験、もしくは大学入学資格検定に合格した人!
さらにさらに、子供に関係する内容ばかりではなく、家計基準というのも設けられていて、家計支持者の収入金額が選考対象となっているんです!
詳しくはこちらを・・・
日本学生支援機構
審査をクリアして、借りられる金額は、第一種奨学金で、私立+自宅外通学で月の貸与額は64,000円です。
4年制大学で留年無し、4年間借りて、特別奨学金(入学金などに使う一時金)の貸与無しでも、総額が3,072,000円になります。
これを大学卒業後、毎月14222円ずつ返していっても約19年もかかるんです。
奨学金の返還はいつから始まるの?
奨学金の返還は、3月卒業の場合はその年の10月から始まります。
返還開始時に23歳だとしても42歳ですね(汗)
このころにはすでに自分の子どもの学費の支払いもしているころでしょうし、親の介護、自宅購入、車のローン、色々な問題もあると思います。
人生、予定通りには行きません。
支払が難しくなるときもありますよね。
借りたものは返さなければいけませんが、理由を提出すると返還を待ってくれる場合があります。
ただし、毎年手続きが必要ですし、必要書類も添付が要ります。
奨学金の支払いが難しくなったら?
- 返金総額は当然変わりませんが、毎月の返還金額を減らしてもらう(減額返還)。メリットとしては、毎月の支払に余裕が出ますが、その分支払期間がさらに伸びます。
- 一時的に返済を待ってもらい、返済できる状態になったら毎月の返還を再開する(返還期限の猶予)。失業や疾病で一時的に仕事が無く、再就職や退院まで支払いを待ってほしいときに申請出来るものです。最大、10年待ってもらえるそうですが、審査が通らなければ支払いを継続する必要があります。
どちらも、返還の総額が減るものではありません。
生活が苦しい時期は支払いを調整しながら暮らしていけるようになっているので、どうしても・・・と言うときは申請した方が良いと思います。
奨学金申請には保証人が必要!
奨学金には保証人がついているので、支払いが滞ればすぐに保証人に連絡がつくようになっています。
大体の場合は親が保証人だと思うので、奨学金を借りる際はしっかりと親と相談しながら借りるべきだと思います。
こういう制度を使わなくても大学に通るくらい、学費が安くなったりしないのかな~?と思うんですよね。
定員割れしている大学だっていっぱいあるし、合併させて共同経営・・・って訳にはいかないのかな~?と思っています。
私もこどもに希望があった時には、好きなようにさせられるように頑張るぞ~!
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