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食欲の秋を堪能しているうちに、いつの間には冷たい風が吹く季節です。
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冬が近づくと、頭をよぎるのは「年賀状の準備」でしょう。
今やネットやメールの普及で、年賀状から離れている人もいるかもしれませんが、親しい人に思いを添えて送ることや、お世話になった人に年に一度のご挨拶など、年賀状はネットやメールにはない良さがありますよね!
毎年送られてくる年賀状を楽しみにしている人同士もいるかもしれませんよね。
でもそんな有意義な年賀状だからこそ、賀詞のルールは守りたいものです。
賀詞とは本来、年賀に限らないお祝いの言葉を意味しています。
特に年賀状に用いるお祝いの言葉は、「賀詞」と呼んでいます。
「謹賀新年」、といった賀詞が一般的ですが、実は細かいルールがあるんですよ!
例えば、賀詞のこちらも代表格である「迎春」は、毎年愛用している人も多いかもしれませんね。
しかしこの迎春などの漢字2文字程度の短い賀詞は、目上の人が目下の人に対して使用することが多いのです。
会社や取引先のかたなど、目上の方に年賀状をしたためる場合は、このようなケアレスミスがないように賀詞を選びましょう。
目上の人への年賀状には、へりくだった意味の文字が入っているものや、四文字の賀詞や文章の賀詞を用いましょう。
謹賀新年や謹賀新春はそういった言葉のトラブルを回避できる万能な賀詞です。
ちょっと賀詞には自信がないな、と感じた場合や同じ年賀状デザインで一気に色々な方に送りたい時は、四文字の賀詞を添えるのが無難です。
目上の人が目下の人に対しての賀詞 ▷「迎春」などの漢字2文字程度の賀詞を使用
目下の人が目上の人に対しての賀詞 ▷ 「謹賀新年、恭賀新年、謹賀新春、恭賀新春」などの4文字賀詞を使用
文章の賀詞としてはオーソドックスなものはやはり、「あけましておめでとうございます」や、「新春のお慶びを申し上げます」といったものです。
こうした文章を書き添えるのも良い賀詞でしょう。
その他には、
「本年もご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。」
「本年も変わらぬお付き合いの程宜しくお願い致します。」
「本年も一層のお引き立ての程宜しくお願い致します。」
「皆様のご多幸と繁栄をお祈り申し上げます。」
「皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」
などが一般的な賀詞ではないでしょか。
ちなみに、「新年明けましておめでとうございます」というのをよく見かけますが、「新年」と「明けまして」は同じ意味になるので重複は避けましょう。
正しくは「明けましておめでとうございます」となります。
このように賀詞にも様々な種類がありますが、気をつけたいことが二点あります。
まず一つ目に、賀詞に忌み嫌われる様な言葉を選ぶことです。
例えば、失う、倒れる、枯れる、破れる、倒れる、滅びるなど、マイナスの言葉を書き添えるのは失礼にあたってしまいます。
また「去る」も避けたい言葉なので、「去年」ではなく、「昨年」や「旧年」としたほうがいいですね。
病気などの報告も年賀状では避けたいところです。
新年のさわやかな時に、水を差すようなことがないように気をつけましょう。
もしもコンビニやバラエティショップなどで、デザインがすでになされている年賀状を購入して使用する場合、すでに賀詞が書き添えてあるものが多くあります。
この場合は手書きでさらに賀詞を追加する必要はありません。
重複して書くことのないように気をつけましょう。
また、意外と多い間違いは年号や日付の重複です。
元旦を書いた後に一月一日、と記入するなど日付も重複して書いてしまうことがあります。
賀詞の重複と同様に日付も重複しないように気をつけましょう。
年賀状は顔と同じで、新年に挨拶をかわせる素晴らしい文化です。
遠方の人にも身近な人にも同じようにあいさつが出来る分、細やかなマナーも守ることが大切です。
新年の素晴らしい幕開けをあなたの年賀状で感じられるように、賀詞やデザインに手を抜かずに送りましょうね。
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